マッチングアプリで出会った「ゆず」に恋愛感情を抱くようになり、ネットショップを開設 約322万円だまし取られる
島根県松江市に住む30代の男性が、マッチングアプリで出会った「ゆず」と名乗る者に、あわせて約322万円をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺に遭ったことが分かりました。 SNS型ロマンス詐欺の被害に遭ったのは、松江市内に住む男性(30代)です。 松江警察署によりますと、始まりは今年8月上旬。男性はマッチングアプリで出会った「ゆず」と名乗る者とSNSで連絡を取り合うようになり、その後「TikTok上でネットショップを経営しており、今なら無料でネットショップの経営者として登録することができる」と誘われたということです。 男性はそれまでのやり取りで「ゆず」に恋愛感情を抱くようになっていて、「売れ残りがなくリスクは無い、きっと儲かる」などの言葉を信用し、ネットショップを経営することを決め、「ゆず」から送られてきたURLからショップを開設しました。 仕入費用に利益を加算した金額がサイトの店舗残高に反映されるという「ゆず」の言葉を信用した男性は、8月17日に初めて注文が入ると、翌日「ゆず」の指示でオンラインカスタマーサービスから指定口座に対し6万円を入金。 その後も、指定口座へ合わせて約170万円の入金を続け、ショップ上では収益が増えていきましたが、自分の口座の貯金が無くなってしまうと感じたため、一旦すべての収益を引き出そうとオンラインカスタマーサービスに連絡したところ「引き出すには個人所得税を支払う必要がある」と言われ、約18万円を振り込みましたが、出金することはできませんでした。 さらに「保証金を払えばショップの収益を出金できる」などと言われたため、保証金として約128万円振り込みましたが、一向に出金できず、警察などに相談したことで詐欺の被害に遭っていることに気が付いたということです。 今年9月末時点で、島根県内ではSNS型ロマンス詐欺被害は51件発生し、約5億3000万円の被害額となっています。 松江警察署は、SNSやネット上で知り合った人から儲け話を勧められたり、振込先の口座が個人名、口座が次々と変わるなどする場合は、詐欺を疑い、1人で判断せず、まずは警察に相談してほしいとしています。
山陰放送
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