山陰線の信号トラブルの原因発表 JR西日本 赤信号のまま、変わらない不具合2件 計5千人に影響
9、10月にJR山陰線で赤信号が変わらなくなった不具合2件について、JR西日本中国統括本部は21日、原因を発表した。 山陰線の不通区間、12月初旬めどに運転再開 益田市内 病院に支障、特急を臨時増発
五十猛駅(島根県大田市五十猛町)で9月30日午後に起きた事案は、信号機を制御する機器にトラブルがあったのが原因だった。特急2本を運休し、20本が最大約2時間10分遅れ、約900人に影響が出た。 玉造温泉-来待駅間で10月16日午後にあった事案は、沿線で切り倒した樹木が電線を切断した。特急を含む17本を運休し、79本が最大約1時間30分遅れ、約4100人に影響が出た。 手順書を見直すなど、両事案とも対策を取った。