『サポート詐欺』被害に遭った俳優・要潤さん

　2024年9月11日、俳優・要潤さん(43)が公式Ｘで、「MicroSoft社を名乗ってパソコンのウイルス感染のサポートを装った詐欺が横行しています」と注意喚起を行いました。要さん自身も被害に遭い、警察に被害届を出したということです。 【ナゼ？】小学校の栄養職員、給食費を約800万円“コツコツ”横領　「この“技”を別の才能に活かせていれば…」その驚きの手口と、まさかの使い道とは―【写真で見る】

『サポート詐欺』とは？

　要さんも騙されたという『サポート詐欺』は、パソコン画面にウイルス感染を表示させたり警告音を発生させ、サポート窓口に誘導し、金銭を騙し取るなどの手口です。 　ただ、これまでは実際にはウイルスに感染していないものの、偽のメッセージや警告音を出す手口でしたが、現在では“進化”しています。

実際にウイルス感染するよう“進化”

　IPA(情報処理推進機構)によると、実際にウイルスに感染させられ、操作不能になる手口が増加中だということです。パソコン画面全体に表示された偽のメッセージには「今すぐマイクロソフトサポートに電話してください」といった文言と偽の電話番号が書かれていて、焦らせて電話をさせる狙いです。

対処方法は「すぐにネットワークを切断する」

　もしこのようなウイルスに感染した場合は、遠隔操作を防ぐためLANケーブルを抜き、Wi-Fiのルーターの電源を切って、すぐにネットワークを切断してください。 　ITジャーナリスト・三上洋氏は、「意図せずダウンロードされたファイルは絶対に開かないで」と警鐘を鳴らしています。要さんも、「かなり巧妙な手口です。皆さんも気を付けてください」と注意喚起しています。 (「情報ライブ ミヤネ屋」2024年9月25日放送)