水着やビニールプール…片づけ方を間違えると汚部屋の原因に!「季節モノ」の収納でやってはいけないこと
消耗品を翌年に持ち越すことはNG
日焼け止めクリームや虫よけスプレーは、未開封の場合は基本的に3年が使用推奨期間だといわれています。開封してすぐ効果が落ちるということはありませんが、開封後1年以上経過すると水っぽくなったり、においに変化が出たりすることも。また、効果にムラが出てくる可能性もあるので、消耗品はできるだけその年のうちに使い切ることがおすすめです。使い切ってしまえば、シーズンが終わった後の収納場所に困ることもありません。 紫外線カットの効果については、日傘など布地を使った製品について「UVカット加工」と「UVカット素材」で持続効果が異なります。UVカット加工とは、紫外線をカットする薬剤を吹き付ける加工をしたもので、製品によって異なりますが、日傘の場合は2~3年ほど効果が続くといわれています。これに対して「UVカット素材」は、繊維にUVカット効果のある物質を練り込んでいるため、UVカット加工よりも効果が長く続きます。日傘の場合は、UV効果がなくなってからも雨傘として使える晴雨兼用を選ぶと長く使えそうですね。 また、ビニールプールや水鉄砲などのプラスチック製のおもちゃは、長時間外で使ったり保管したりすると、素材の劣化が起こります。ワンシーズン遊びつくしてもう使えないのに、収納スペースを確保するのももったいないですよね。夏の終わりには翌年も使用できるかを確認してから片づけるようにしましょう。
ママだけがわかる場所に片づけるのはNG
子どもやパパの水着など、家族の分も含めてひとまとめに片づける場合、どこに片づけたかをママだけが知っていると、次に使うときにママだけに準備の負担がかかってしまいます。子どもやパパだけが使う際にも「ママ、水着どこ?」と聞かれてしまい、結局はママが準備することになるかもしれません。 そうならないためにも、収納場所は家族みんなで共有するようにしましょう。できたら、自分のモノは自分で管理すると、もっといいですね。子どもも幼稚園・保育園で、自分のモノは自分で管理する練習をしています。小学生以上になると、管理できるようにならなければ困ってしまいます。子どもがまだ小さくても、ママが全部やると成長の機会を奪ってしまうことになりかねません。ママとパパがお手本を見せながら、自分のモノは自分で管理する方法を教えてあげてください。 収納場所を家族で共有するときには、家族みんなが取り出しやすく、戻しやすいことを考えて場所を決めてくださいね。 この機会に、夏のグッズの「いる・いらない」を見直してみましょう。あまり使っていない夏のグッズはありませんか? 片づけが苦手な方に話を聞くと、買ってから1回しか使っていないかき氷器やそうめん流し器があるというケースも多いです。使わないモノをずっと置いておくのも、もちろんNG。これからも使わなさそうなモノは手放して、この夏はスッキリと暮らしましょう。