「冬の移籍を視野に…」ノッティンガム・フォレストDFを巡って場外クラシコ勃発? 若きブラジル代表を射止めるのはどこなのか
バルセロナとレアル・マドリードは、ノッティンガム・フォレストに所属するDFムリージョの動向を注視しているようだ。センターバックの補強を試みる両クラブは、イングランドの地で躍動する若きブラジル代表を巡って“場外クラシコ”を戦うことになるのだろうか。スペインメディア『Sport』が現地時間13日に報じた。 ムリージョは、2023年夏の移籍市場において、1200万ユーロ(約19億円)の移籍金でコリンチャンスからやってきた22歳。利き足は左足で、本職はセンターバックながらも、左サイドバックのポジションを務めることができる。プレミアリーグで5位につけるノッティンガムの躍進を支えており、その活躍が認められ、現在、FIFAワールドカップ2026の南米予選に臨むブラジル代表に招集されている。 台頭した若きレフティーCBにはビッククラブの関心が集まっており、とりわけスペインの2強クラブが熱心なようだ。まず、カタルーニャのクラブについて『Sport』は、「若い才能の登用にためらいのないバルサは、将来の有望株としてムリージョを獲得することを検討中のようだ。彼は左利きで、フィジカル能力に優れ、勇敢で、ボールコントロールに秀でており、左サイドバックとしてもプレーできる」と、ディフェンスラインの層を厚くする左利きのピースとして、ニーズがあることを伝えている。 一方のRマドリードについては、より獲得への本気度が高いものとみられる。同メディアは、「DFエデル・ミリトンが不運にも前十字靭帯を負傷し、2年連続での離脱となったRマドリードは、補強が急務となっている。DFダビド・アラバがまだ戦列を離れており、さらにDFダニ・カルバハルも今季中の復帰は見送られる見込みのため、“ロス・ブランコス”は冬の移籍市場を視野に入れなければならない」と、関心を強めていることを報じている。新たなブラジル産のディフェンスリーダーを射止めるのはどのクラブだろうか。
フットボールチャンネル編集部