開幕近づくパリ五輪、現地の様子は? 日本選手団に向けた機内アナウンスに拍手、朝の気温は16度で肌寒く…
空港職員の対応に感激
4年に1度の祭典、オリンピック開幕が近づいている。 7月14日の夜、取材のため開催地フランスのパリに向けて日本を出国。同じ飛行機の便には、『TEAM JAPAN』と書かれたサンライズレッドのトレーニングウェアを着た、サッカーではなく、ほか競技の日本代表選手団も同乗。「いよいよ始まる」。そんな思いが込み上げてくる。 【PHOTO】悲願のメダル獲得へ!パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介! 約14時間のフライトが終盤にさしかかると、「日本代表の皆さま、ご搭乗ありがとうございます。皆さまのオリンピックでの活躍をお祈りしています」と機内のアナウンスが流れ、これには乗客からも大きな拍手が上がった。 現地15日の午前6時、パリ=シャルル・ド・ゴール空港に到着。まだ朝早いこともあり気温は16度で、肌寒い気候。昼ごろには26度まで上昇する見込みだ。 空港職員に目的の場所への道を訊くと、一生懸命電話で確認しながら、とても親切に対応してくれて感激。フランス人はプライドが高く冷たいという、失礼ながら勝手な印象を持っていたのだが、そんなこともないようである。 国際線の出口を抜けると、広場にパリ五輪の案内カウンターらしき場所があり、その周辺で運営スタッフやボランティアスタッフがミーティングをしている。まだ大会開幕前ということもあり、空港内ではそこまで大きな盛り上がりを感じることはできなかった。 ただ約10日後に迫る開幕が近づくにつれ、世界の国々からスポーツファンや選手が集まり、フランス国内の熱気もさらに高まっていくのだろう。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)