「浦安をチャンピオンに」帰ってきた最強のストライカー、ロドリゴの新たな物語【STAR is BACK|Fリーグ】
帰国して驚いた、若手選手の質
──オーシャンカップでもすでに活躍を見せていましたが、帰国してからのコンディションは問題ないですか? 12月にタイのシーズンが終わってブラジルに帰ってからは4カ月くらいオフだったので、ダイエットをしたり筋トレをたくさんしたりして、だんだんといい状態に戻ってきました。まだ100パーセントとは言えないので、開幕までにしっかりと準備をして、よりベストな状態でプレーしたいです。 ──早速ゴールも決めていましたね。 1回戦からたくさんシュートは打っていたけど決めることができなくて、2回戦目でしっかり決めることができました。チームが勝つことが一番だけど、毎試合自分がゴールをしたりアシストをすることをイメージしているので、得点できたことでリーグの開幕をいいメンタルで戦えることにワクワクしています。 ──新しいチームに加入してみて、前に日本でプレーしていた時との違いはありますか? これまでは朝練習のチームでプレーしてきましたけど、浦安は夜だからまだちょっと慣れないし、眠くなっちゃうときがたまにあります(笑)。試合になると浦安はクワトロと3-1を使い分けながら試合をするので、そこも湘南とは全然違いますね。体育館にジムがあったり、いろんな設備があるのは小田原アリーナと同じでトレーニングはしやすいです。 ──浦安は去年までは右利きの選手ばかりでしたが、左利きのロドリゴ選手が入ってきたことで新しい攻撃の形を生み出せそうな気がします。 たしかにパターンがこれまでとは違うかもしれないですね。旋回する時もずっと右回りばかりなので、「あれ?左もあるよ~」と思っています(笑)。ちょっとずつ慣れてきているところもあるけど、みんながまだどんなプレーができるのかもわからないし、みんなも僕のことがわからない部分も多いあるので、たくさん練習して、開幕してからはもっといい動きができるんじゃないかなと思います。 ──若手も多いですが、そこも含めて浦安はどんなチームだと感じていますか? 若いのにフィジカルも強くていい選手ばかりで、本当にびっくりしました。チョンブリーも若い選手が多かったけど、技術はまだまだでサポートしないといけなかった。でも浦安は僕が助けるだけじゃなくて、若い選手も僕を助けてくれるので、一緒にプレーできてうれしいです。 スタッフも含めてとにかく仲良しで、新加入のレアンドロのことも僕とかイゴールだけじゃなくてみんな気にして手助けしてくれている。僕は日本でのプレーも長いけど、日本に来たばかりのブラジル人選手にとっては不安なことだらけで、力を発揮できないことも多いので、とても心強いはずです。 加入する時も、オーシャンカップでゴールを決めた時もたくさんうれしい言葉をもらったけど、まだ浦安のファン・サポーターに直接挨拶できていないので、ホームアリーナで早く点を決めたいですね。