シメオネ、アトレティコデビューから8分で2得点のスルロットについて…「良い決定力だ。彼はモラタにとても似ている」|ラ・リーガ
アトレティコ・デ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、同チームでのデビュー戦でいきなりゴールを挙げたFWアレクサンダー・スルロットについて語った。 移籍金3200万ユーロ+インセンティブ800万ユーロでビジャレアルからアトレティコに加わったスルロット。7日に香港で行われた親善試合、傑志体育会戦(6-1)でデビューを果たすと、すぐさま結果を残している。 スルロットはまず7分、ペナルティーエリア内左のFWジョアン・フェリックスが折り返したボールを左足で押し込み、デビュー弾を記録。その1分後には相手の連係ミスからペナルティーエリア内でボールを拾い、左足のループシュートでネットを揺らしている。ノルウェー代表FWは昨季ラ・リーガ23得点の決定力を、早速誇示した格好だ。 シメオネ監督は試合後、スルロットの決定力に満足を示しつつ、選手的な特徴としてはモラタと似通っているとの見解を示した。 「彼のチームへの適応、その決定力は大したものだ」 「彼の特徴はアルバロと非常に似ている。つまりはペナルティーエリア内にいて、そこでフィニッシュもするストライカーなんだよ。私たちはアルバロにしたように彼のことも助けていきたい。エリア内の9番が最高の力を引き出せるようにね」 シメオネ監督はその一方で、2試合連続で先発を果たしたJ・フェリックスについても言及。マンチェスター・シティFWフリアン・アルバレスの獲得も決定的となっている状況で、ポルトガル代表FWにアトレティコでの居場所はないとも指摘されるが、指揮官は他選手と変わらない扱いをしていく考えだ。 「彼はチームメートと同じコンディションでこのチームにいる。私たちは努力、成果、チーム内競争の態度から彼のことを評価していく」 「私たちは何よりもクラブとチームのことを考えている。彼がここにいる最後の日まで、その方針が変わることはないんだ」