隙間バイトのタイミーが7月上場、低迷する国内IPO活性化の可能性
タイミ-は上場に際し新株を発行せず、同社の小川亮最高経営責任者(CEO)やベンチャーキャピタルのジャフコ、サイバーエージェントなど既存株主による売り出しのみを行う。
このため、松井証の窪田氏は既存投資家のエグジットだけという状況が意識されやすく、「セカンダリーの投資家にとって株価が上昇するイメージは描きづらい」とも指摘。仮条件を踏まえ、投資家の需要がどの程度集まるかどうかがポイントになると述べた。
東証の発表資料によると、タイミ-は7月26日から8月1日のいずれかの日に上場予定。仮条件は7月9日、公開価格は18日に決定する。
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Yasutaka Tamura, Filipe Pacheco