【エリアトラウト】和田浩輝考案トップウォーター新色がトラウトにジャストミートする理由!【プレッソ ラトリンポッピンバグ】
人間では判別がつかない微妙な色の違いまで見分けているニジマス。そんなニジマスを相手にするエリアトラウトのルアーカラー理論は、凄まじい速度で研究が進んでいる。そんな中、登場した和田浩輝さん考案のラトリンポッピンバグの新色が話題を集めている! 【画像】全10色《ラトリンポッピンバグ》の写真ギャラリー
和田浩輝(わだ・こうき)
DAIWAフィールドテスター。ヴァンフックフィールドテスター。トラウトキング選手権トリプルマイスターにして総合優勝2回。現在、史上初の4度目のマイスターに最も近いエキスパートと噂されている。その影響力は強く、新進気鋭の若手アングラーとして現在、最注目されている。エリア業界の若き牽引者
ニジマスが色を見分ける能力はかなり高い!
魚が色を見分ける能力に関する見解は、現在に至るまでさまざまな意見が飛び交っている。だが、全国区の大会で結果を残し続けている、エリアトラウトのエキスパートアングラーは、ひとりの例外もなく【トラウトは相当なレベルまで色を見分けている】と断言している。 わずかしか違いがないカラーへとルアーをローテしたときのトラウトの反応の変化は【トラウトが色を見分けていない】と説明がつかない…という訳だ。そして学者の論文でも魚類の優れた【色覚判別能力】に言及したモノは極めて多い。そんな中、和田浩輝さんもニジマスの色覚判別能力に何度も驚かれさているエキスパートアングラーのひとり。 和田「ニジマスが色を見分ける能力は、かなり高いと確信しています。人間でも判別が困難な、微妙な色の違いでも、ニジマスは露骨に反応が変わります。だからこそ、ルアーカラーを考えるときには、徹底的に細部まで作りこむ必要があります。そうしないと、本当の意味で釣れるカラーは作れないと思います」 そんな和田さんが、自ら監修したラトリンポッピンバグ用に、作り出した新色4色の[釣れっぷりが凄まじい!] と話題を集めている。
ホログラムクリア【和田さん考案カラーその1】
和田「トップウォータープラグの基本はクリア系です。クリアの透け感がないと、トラウトから見たときに、ルアーのシルエットがくっきりと出でしまいます。シルエットがしっかりと見えてしまうと、そのシルエットが嫌われたら反応も悪くなってしまいますからね」 【画像】トップウォータープラグにとって透け感は大切 和田「クリア系は間違いなく釣れるカラーですが、遠投したときにアングラーから見えにくくなってしまうデリットもあります。そのためホログラムクリアは、ヘッド上部に蛍光イエローのマーカーを入れました。ヘッドに目立つカラーを入れることによってアングラーからの視認性を高めました」 【画像】ヘッド部には蛍光イエローが施されている 和田「下から見ると蛍光イエローは、ほぼ見えないので、トラウトに対しては純粋なクリアとして使用できます」 【画像】蛍光イエローは下からはほぼ見えない 和田「ヘッド部のマーカーの上にはブルーパールを施しています。さらにボディサイドにはホログラム。ドッグウォークやダイブさせたときにルアーは横向きになるため、サイドのホロや頭部のブルーパールが効いている実感があります。自分の中では最初に投げたい実績のカラーです」 【画像】サイドにはホログラムが施されている