●【メリット3】時間＋複利で資産が雪だるま式に増える 　たとえば、毎月3万円を積立投資して、年率5％で複利運用できたとします。30年間では2496万円になり、いわゆる「老後2000万円問題」をクリアできます。 　しかし、貯金ではほぼゼロ金利ですので1080万円ほどにしかなりません。複利運用することで2.31倍にもなりました。 　22歳から60歳までの38年にわたり年率5％の複利運用で毎月3万円積立投資を続けると、4074万円です。 この資産に退職金があれば、住宅ローンの残債を支払っても60歳でリタイアできそうですね。一方、貯金なら1368万円ほどです。 　さらに、65歳まで続ければ43年間で、5433万円になります。これが、長期（年月）＋複利の力です。貯金なら、1548万円ほどです。 　投資信託やETFでも、ここまでなら不可能ではありません。が、せっかくなら個別株に投資することで、パフォーマンスを上げて1億円を目指しませんか？ 　資産形成のスピードを上げてFIREを目指しませんか？　もしくは、配当金という不労所得を得ませんか？ ※桶井道・著『おけいどん式「高配当株・増配株」ぐうたら投資大全』を元に一部抜粋して再構成 【プロフィール】 桶井道（おけい・どん）：個人投資家（投資歴25年）・物書き。1973年生まれ。世界中の優良株・ETF等を約100銘柄保有し、高配当株および増配株を買ったら放置する「ぐうたら投資」を極めてから資産成長を加速させる。2020年に資産1億円達成すると同時に早期退職を実現、2024年にはピークで資産1.9億円に到達。最新刊は『資産1.8億円＋年間配当金（手取り）240万円を実現！おけいどん式「高配当株・増配株」ぐうたら投資大全』（PHP研究所）。