日野、EVトラックブランド「Tern」を米国発表…2024年内に量産開始へ
日野の新しいゼロエミッショントラックブランド「Tern」
日野自動車とノルウェーのヘキサゴンプルスは5月20日、新しいゼロエミッショントラックブランド「Tern」を、米国で開幕した「Advanced Clean Transportation (ACT) Expo」で発表した。 Ternブランド初のモデル『RC8』は、米国市場向けに設計されたEVで、電動クラス8トラクターになる。この新型トラックは、ヘキサゴンプルスが長年にわたり開発してきたゼロエミッション駆動システムを活用している。 ヘキサゴンプルスと日野自動車の新たな長期契約に基づいて誕生したTernは、米国の商用車市場にシームレスな電動化移行をもたらすことを目的としている。Tern RC8は、テキサス州ダラスのヘキサゴンプルスの新工場で組み立てられ、2024年後半に量産が開始される予定だ。 Tern RC8は、日野の実績ある「XL」シリーズ4x2シャシーをベースに、ヘキサゴンプルスのゼロエミッション技術を搭載している。車両には、ダナ製のeアクスルや、パナソニック・エナジーが供給するリチウムイオンバッテリーセルが使用されており、2026年から米国で製造される予定だ。これにより、部品の米国内調達が図られる。
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レスポンス 森脇稔