トロロッソ時代のメタリックブルーが帰ってくる!? ビザ・キャッシュアップRBが2024年マシンカラーリングを“チラ見せ”
スクーデリア・アルファタウリから名称を変更して2024年のF1へ臨むビザ・キャッシュアップRBは、2月8日(木)にアメリカ・ラスベガスで新シーズンに向けたローンチイベントを実施する。マシンカラーリングの全貌はそこで明かされる予定となっているが、イベントを前にチームはソーシャルメディアでティザーを公開した。 【動画】ビザ・キャッシュアップRB、ニューマシンを初始動! トロロッソ時代の初期には、濃いネイビーを基調にしたカラーリングが使用されていたが、その後期にはメタリックブルーがメインカラーとなった。 2020年以降はレッドブルのアパレルブランドである“アルファタウリ”の名を関してネイビーとホワイトの配色となったが、2024年からはメタリックブルーのマシンが帰ってくるようだ。motorsport.comが掴んだ情報でも、2024年マシンのカラーリングは数年前に既に使った塗り分けに似ているとされてきた。 チームがソーシャルメディア上に投稿した画像を見る限り、その噂は本当のようだ。“RB-01”と呼ばれる可能性の高いビザ・キャッシュアップRBの1台目はメタリックブルーを基調に、インダクションポッドからエンジンカバーにかけてはレッドブルの雄牛が描かれるようだ。 タイトルスポンサーのひとつであるビザもサイドポンツーンに大きく掲出される。ビザのロゴはリヤウイングのDRSフラップ裏側にも掲出される予定であり、その表面には既存のチームパートナーであるORLENのロゴが入れられるようだ。 なおRB-01には、2023年のF1を圧倒的な強さで支配したレッドブル・レーシングRB19のサスペンションが流用されると見られている。レッドブル社はビザ・キャッシュアップRBにパフォーマンスの向上を求めており、今年から兄貴分であるレッドブル・レーシングとの関係を強化。チームが装いを改めるのもその一環であり、元フェラーリのローラン・メキーズが新代表に就任し、ベテランエンジニアのアラン・パルメインを獲得すると見られている。 ドライバーは昨年のシーズン終盤から変わらず、角田裕毅とダニエル・リカルドのふたりだ。
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