大阪行き旅客機のタイヤ落下 米サンフランシスコ空港で
サンフランシスコ、カリフォルニア州、3月8日 (AP) ― 米西海岸カリフォルニア州サンフランシスコの空港で3月7日、大阪行きユナイテッド航空35便の主脚からタイヤが1本落下したが、同機はロサンゼルス空港に緊急着陸した。 ロサンゼルス国際空港には消防車が待機していたが、乗員乗客249人を乗せたボーイング777型機は無事着陸。滑走路の3分の2辺りで停止し、駐機場まで牽引された。 ユナイテッド航空によれば、2002年製造のボーイング777型機は、タイヤが破損あるいは落下した場合でも、安全に着陸できるように設計されているという。 777型機の2本の主脚には、それぞれ6本のタイヤが装着されているが、35便は離陸直後に、左主脚の6輪ギアのうち1本が落下した。 35便の乗客は別の機で大阪に向けて出発した。 タイヤはサンフランシスコ空港内の職員駐車場に落下。駐車してあった車の後部ガラスが割れるなどの被害があったが、けが人はいなかった。 (日本語翻訳・編集 アフロ)