【宝塚記念】状態の良さ目立つローシャムパーク フォーム安定、雨予報も不安なし
<美浦トレセン> 大阪杯2着惜敗から臨むローシャムパークは、坂路2本目に4ハロン58秒8―13秒4。状態の良さが目立っている。「(前走が)タフな競馬だったので、そのあと心身ともひと成長あったと思う。神経質でカイ食いがやや細くなっているが、健康状態はいい。走るフォームが安定して、先週の追い切りも良かった」と田中博調教師。さらに「走りっぷりから道悪は苦にしないはず」と雨予報もどんと来いだ。 ただ一頭の牝馬ルージュエヴァイユは、角馬場と坂路で軽く調整された。リズムに乗った動きに納得顔の黒岩調教師は「ここを目標にハードなメニューをきっちり消化してきた。背腰の疲れが取れるのが早く、日を追って良化。大阪杯のときより今回の方が調整しやすかったし、体調は本当にいい」と胸を張った。