【BCクラシック】昨年2着のデルマソトガケ C.ルメール騎手と今年こそ戴冠なるか
今年こそ頂点奪取となるか。昨年のUAEダービー覇者のデルマソトガケ(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)が、ブリーダーズカップクラシック(3歳上・G1・ダ2000m)の日本馬初制覇を狙う。 【写真】世界各地を転戦するデルマソトガケのこれまで デルマソトガケは父マインドユアビスケッツ、母アムールポエジー、母の父ネオユニヴァースの血統。母は13年の関東オークスを制している。 ここまで13戦4勝。一昨年の全日本2歳優駿で重賞初制覇。昨年以降は海外を渡り歩き、UAEダービーで2つ目のタイトルを獲得している。その後はケンタッキーダービーが6着、BCクラシックが2着、サウジCが5着、ドバイワールドCが6着。残念ながら勝利には手が届いていないが、大崩れもしていない。とりわけ昨年のBCクラシックは勝ったホワイトアバリオ(White Abarrio)から1馬身差の2着だから高く評価できる。 この秋は日本テレビ盃で始動し、番手失速の5着だったが、半年ぶりの実戦だったので致し方ないだろう。今回は下半期の大目標に据えていた一戦。昨年と同じくC.ルメール騎手を鞍上に迎え、今度こそはGI馬の称号をつかみ取ってほしい。