【夏の爽やかインテリアグリーン】初心者でも育てやすい観葉植物4選&ついやりがちな《NGお世話5つ》
初心者さんでも育てやすい!日当たり悪い部屋におすすめの観葉植物2選
●サンスベリア(サンセベリア、トラノオ) サンスベリアは、トラのしっぽのような模様の葉がおしゃれ。根元から葉をすっと伸ばす、スタイリッシュな雰囲気の観葉植物です。 多肉質の葉に水分をため込んでいるため乾燥に強く、水やりを忘れがちな方や、外出が多くお忙しい方にもおすすめ。子株を増やしながら広がるように育つので、1~2年に1回程度、株分けや植え替えをすると元気に育ちます。 ※参考価格:400~4000円前後(3~4号鉢) ●テーブルヤシ テーブルヤシはスタイリッシュな細葉がおしゃれな観葉植物。ヤシの仲間ですが、小型で成長がゆっくりなため、育てやすいのも魅力です。 日陰に強く、直射日光が苦手なので、日当たりの悪い部屋でも育ちます。大きくなってきたら長く伸びた葉を元からカットすると、コンパクトなサイズを保ちやすいです。 ※参考価格:600~1700円前後(3~3.5号鉢)
初心者さんがやりがちな夏の室内観葉植物NGお世話5選
●毎日水やり 初心者さんがとくにやりがちなNGお世話は「毎日の水やり」。室内では、夏でも屋外ほど土が乾燥しないため、毎日水をやると過湿で根が腐り、植物が枯れる原因になります。 室内観葉植物の水やり頻度は週1回くらいでOK。鉢の土が乾いてから、たっぷりと水を与えましょう。水受け皿には水を溜めておかないようにしてください。 ●日光が当たらない場所に置く 多くの観葉植物は、レースカーテン越しの優しい日の光が大好き。日陰に強い観葉植物でも、全く日光が当たらない場所では枯れてしまいます。 インテリアを重視しすぎて、真っ暗な部屋や棚などに観葉植物を置かないよう、植物が喜ぶ場所を探しましょう。 ●肥料のやりすぎ 肥料のやりすぎも、植物が弱る原因になります。成長期である春~秋に観葉植物用の固形肥料を、根や枝葉に当たらないように、土の上に置いてください。 袋に記載されている量や頻度を守って与え、量に迷ったら少なめにしておきましょう。 ●無理な日光浴 いつも室内に置いている観葉植物を、天気のいい日にいきなり屋外に出して日光浴させると、葉焼けしてしまいます。 観葉植物の間延びや葉色の悪さが気になる場合は、寒冷紗やすだれなどで遮光しながら日光に当てましょう。間延びや葉色の悪さがなければ、無理に日光浴をさせなくても大丈夫です。 ●エアコンの風が当たる場所に置く 扇風機や自然の優しい風は観葉植物に当てたほうがいいのですが、冷たく乾燥しているエアコンの風に当てると枝葉が痛んでしまいます。 エアコンの風を避けられる場所に置きましょう。
ガーデニングどころではない酷暑。涼やかインテリアグリーンでお部屋に癒しを!
初心者さんでも育てやすい室内向き観葉植物4選と、初心者さんがやりがちなNGお世話5つをご紹介しました。 観葉植物は、放置しているくらいのほうが意外と元気に育つもの。しかし「毎日植物のお世話をしないと落ち着かない」という方は、「毎日の観察と葉水(霧吹きで葉に水をかけること)」を習慣にしてみましょう。 病虫害などの変化に早く気付くことができ、観葉植物が元気に育ちますよ。 ぜひ、簡単に育てられる観葉植物をお部屋にお迎えして上手にお世話をし、涼しい部屋でインテリアグリーンを楽しみましょう。
LIMO編集部