センバツ高校野球 常総学院 選手紹介 池田翔吾中堅手 /茨城
◇役割理解しプレー 池田翔吾中堅手(2年) 「緊張感を持った方が伸びるタイプだから」と寮生活を選び、入学直後の春からベンチ入りした。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 打棒の不振で2年春、夏はメンバーに入れなかったが、転機は昨夏、突然やってきた。練習試合の途中、ベンチで島田直也監督(53)から授かった「バットを寝かせた方が、スムーズにスイングできるぞ」の一言。その通り振るとコンパクトなスイングで単打や犠打で狙い通りつなげるようになり、秋の公式戦ではチーム2位の16安打、打率4割超。打点12もチーム2位で、島田監督は「自分の役割を一番理解しプレーしてくれる賢い選手」と太鼓判を押す。 守備では2・0の視力を生かして各打者の癖を観察。文武両道も心がけ、得意の英語は、実家で兄が大声で英文を読むのを聞き続け自然と興味を持った。=つづく ……………………………………………………………………………………………………… ◇池田翔吾(いけだ・しょうご)中堅手 宇都宮市立陽東中出身▽173センチ、65キロ▽左投げ左打ち