クレーン車が横転 若狭町の男性が下敷きになって死亡 コンテナ吊り上げ中バランス崩したか
20日午前、若狭町の農地で、作業中のクレーン車が横転する事故があり、車のそばで操縦していた男性が車の下敷きになって亡くなりました。 事故があったのは若狭町成出の農地です。 警察の調べによりますと、20日午前11時ごろ、町内で農業を営む和多田裕己さん(37)が車の外でクレーンを操縦し、高さ・幅が2メートル、長さ5メートルの鉄製のコンテナを吊り上げていたところ、車が横転して下敷きになりました。 近くで作業をしていた知人が見つけ、和多田さんは病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡が確認されました。 死因は窒息ということです。 現場は梅園で地盤が不安定な所ということで、警察では、吊り上げたコンテナの重みでクレーン車がバランスを崩したものとみて事故の原因を詳しく調べています。