まだまだ巨人は「ISIT」…DAIGO選出!混セ脱出へのキーマン吉川尚輝
交流戦が始まり、ソフトバンク、西武に勝ち越し! いい滑り出しになりました。 今年のセ・リーグはここまで混戦模様。早く抜け出したうぃっしゅ…というところですが、このところの戦いを見るとまだまだ『ISIT』。そう、一進一退。浮かれずに我慢しながらという時期だと思っていいのではないでしょうか。安定した戦いで勝ち続けるために、ジャイアンツ打線本来の爆発力、奮起を待ってる状況だからです。 今の位置にいられるのも、投手陣のおかげでしょう。5月も5点以上取られた試合は24試合中3試合しかない。5月24日の阪神戦での戸郷投手のノーヒットノーランはしびれました。緊迫した最終回、先頭に四球を出してドキドキしましたが、しっかり踏ん張って本当にテンション上がりましたね。救援陣も抑えの大勢投手、セットアッパーの中川投手を欠いていながらこの安定感。ペナント始まってもう2か月がたちましたけど、昨年3・39だったチーム防御率が今は2・27。本当に崩れずに踏ん張っている。だからこそ、あとちょっと打線がつながるだけで連勝していけるはず! いい兆しは確実に見えています。まず、1番の丸選手が絶好調。打率も2割9分8厘でリーグ4位。出塁率3割9分6厘はリーグ2位です! 今、セ・リーグって3割打ってる人が3人しかいなくて。投高打低のシーズンになっている中でトップ5に入っているならば、普段の年に置き換えたらもう実質3割と言っていいですよね。 さらに個人的にキーマンに挙げたいのは吉川選手。守備範囲は広く、もう誰もが認める名手だと思いますが、もっと打てると思っています。3割は当たり前、みたいな。それこそ僕の兄が小さい頃ファンだった篠塚和典選手みたいに、首位打者争いもできるポテンシャルはあるはずです。 実際、4月28日からずっと3番に入っていますが、3番では打率3割1分と好調。5月は2度のサヨナラ打を放つなど、クリーンアップの“責任感”から、一気に状態を上げてくれています。好調の1番・丸選手と、岡本選手、坂本選手ら中軸をつないでチームの流れを生む『潤滑油』のような役割として適任です。岡本選手もそれこそ一進一退のところがあると思うので、そろそろスパークしてほしいですね! 昨年、交流戦はMVPを獲得したように、得意な季節でもあると思いますから期待です。本当に心から楽しみながら応援します。(タレント・アーティスト DAIGO)
報知新聞社