ミュージカル「プロデューサーズ」の取材会に出席した（左から）ジェームス・グレイ氏、濱田崇裕、神山智洋、王林（撮影・糸賀日向子）

　WEST.の濱田崇裕（35）と神山智洋（31）が7日、東京・渋谷の東急シアターオーブでダブル主演する舞台「プロデューサーズ」の取材会を行った。濱田が神山のとある行動を発見したことを明かした。 　関西ジュニア時代から約20年一緒にいるという2人。稽古期間を通しての発見を聞かれると濱田は「（神山が）楽屋にコロコロ（粘着クリーナー）を持ってきて、掃除していた。僕はしたことない。“え、神ちゃんこんなにキレイにする人なんや”（と思った）」と話した。神山は「楽屋って休む場所なので、そこにほこりがあると気になっちゃう」と少し照れくさそうに話した。 　一方の神山は「2人でお芝居は初めてなので、（濱田演じる）マックスがボディランゲージ、からだをつかって表現するシーンの時になぜか僕も反射的に同じ動きをしてしまう」と強いつながりを感じさせた。さらに「お互い（のことを）分かってるから最初から遠慮なしにいけたり、“ここ（の場面で演技を）こうしたいやろうな”というのが分かる。あうんの呼吸も実感しました」と話した。 　1968年の同名映画を基にした大人気のコメディーミュージカル。落ち目のプロデューサーと、プロデューサーを夢見るさえない会計士が“史上最低”なミュージカルをつくって一攫千金を狙うてんまつを華やかかつコミカルに描く。公演は8日～来月6日まで同所で。