中山忍 悲痛 中山美穂さん急死から一夜 瞳を潤ませ憔悴 前夜に続き姉の自宅へ マスク外して深々と一礼
女優で歌手の中山美穂さん(享年54)の急死から一夜明けた7日、妹で女優の中山忍(51)が都内の美穂さんの自宅に姿を見せた。前夜に続いての訪問。車を降りた忍は、マスクを外して報道陣に対して深々と一礼。瞳を潤ませ、憔悴(しょうすい)しきった様子で、言葉を発することなく敷地内に入っていった。 【写真】中山美穂さんの自宅を訪れた妹の中山忍 憔悴しきった表情で瞳が潤む 忍は自身のインスタグラムでたびたび姉との2ショットをアップし、深い愛を記述。「なんだかとってもキラキラしていて可愛らしかった」などとステージ上で姉の放つオーラに感動し、「姉が好きな歌をずっと歌えますように」などと思いを記したこともあった。関係者によると、現在は姉について言及できる状態にないという。葬儀などの詳細は協議中で、喪主は忍が務めるとみられる。 また、芸能界からも悲しみの声が続いた。 94年1月のドラマ「もしも願いが叶うなら」で共演したFLYING KIDSの浜崎貴司は自身のインスタグラムを更新。「私と彼女は、一昨日(12/5)の夜19時頃まで、LINEでやりとりしていました」と明かした。浜崎は1日に開催された美穂さんのライブを訪れる予定だったが、体調を崩し急きょキャンセル。美穂さんから「体調大丈夫ですか?」とメッセージが届き、2人で「ライブ前の体調管理の難しさ」を話し合い「中山さんも今、ライブに集中してるんだな、と強く感じた」と振り返った。 ミュージシャンで美穂さんに楽曲を提供したこともある角松敏生はインスタグラムで「深い悲しみの中にいます。私の中の中山さんは10代のままです」と悲痛な思いを吐露。80年代以来対面する機会がなかったといい「音楽が大好きで努力家だった記憶があります」と若かりし頃の美穂さんの姿に思いをはせた。 美穂さんが主演した1995年の映画「Love Letter」を監督した岩井俊二氏は「デビュー40周年、『Love Letter』30周年、そんなメモリアルな来たる2025年、雪のあるうちに一緒に小樽に聖地巡礼しようと約束していた矢先の訃報」と、2人で映画のロケ地を再訪問する約束をしていたことを明かした。