関内で愛と平和を考えるトークライブ ゲストに久米小百合さん
横浜の市民団体・THE RABBITS’ BASE(TRB)が12月19日、泰生ポーチFRONT(横浜市中区相生町2)で、音楽宣教師の久米小百合さんを招き、クリスマスイベント「トークLIVE配信Love&Peace」を開催する。(ヨコハマ経済新聞) TRBは、エンターテインメントを通した社会貢献を目指し、女性の健康啓発をテーマに活動する任意団体。主宰者の脚本・演出家の鹽野佐和子SARA(しおのさわこ さら)さんが、乳がんになったことをきっかけに創立された。 俳優やクリエーターなど、さまざまな技能を持ったスタッフが協力しながら演劇制作・舞台公演やワークショップなどを行っている。 今回は、かつて久保田早紀の名前でシンガーソングライターとして活躍していた久米さんを招き、世界各地で紛争の絶えない今こそ、女性が困難の中にあっても心を穏やかに保ち、強く・美しく生きていくためのマインドセットに焦点をあて、仕事・人生の選択について、久米さんと鹽野さんが語り合う。 久米さんは、1979年のヒット曲「異邦人」で一躍有名になった。ニューミュージックの担い手として嘱望されていたが、1984年に芸能界を引退し、その後は信仰するキリスト教を音楽を通して宣教する道を選んだ。東京バプテスト神学校神学科を修了し、クリスチャンとしての自身を大切にしながら音楽を続けている。 久米さんの指揮で参加者全員によるクリスマス讃美歌の合唱も予定されている。 鹽野さんは「トークはクリスマス会を思わせるサロンスタイルで開催する。久米さんが芸能界を引退する人生の選択をした背景や、音楽宣教師となって歩んできた道のり、2025年発表予定のドキュメンタリーの取材で訪れた長崎県で触れた、潜伏キリシタンや原爆についての話も伺う」と話している。 参加費は、現地参加の通常チケット=3500円、被災地支援の一環となる能登の土産付きチケット=4000円。ライブはYouTube(ユーチューブ)で無料の配信を行う。開催は19時30分から。
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