【寒天づくり本格化】県内22地点で今季一番の冷え込み 野辺山はー14.5℃
テレビ信州
20日朝は県内22地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。 茅野市では寒さを生かした諏訪地域の冬の風物詩「寒天づくり」が始まっています。 朝日に照らされた寒天。 20日午前7時ごろ、茅野市宮川にある寒天工場、五味喜一商店ではテングサを煮込み朝の冷え込みで固めた「生天」を外に並べて干す作業が行われていました。今シーズンは例年並みの今月7日から作業を始め、朝方の冷え込みが続き順調だということです。 20日朝の県内は放射冷却の影響で各地で冷え込み諏訪の最低気温は氷点下6.6度となるなど、県内30の観測地点のうち22地点で今シーズン一番の寒い朝となりました。 五味喜一商店五味昌彦社長 「この4~5年のうちで一番良いんじゃないか。今年は気持ち的には前向きに行けるのかなと思っています」 この工場では来年2月上旬にかけて約70万本を生産する見込みです。