【独自】「ギャングが来た」顔に黒いバンダナ巻いた古着泥棒登場も「動きがオドオド」 東京・江東区
FNNプライムオンライン
東京・江東区にある無人の古着店。 7台のカメラが捉えた服泥棒の姿は、頭にカーキ色のキャップ、顔は異様に膨らんだ黒いバンダナで覆われています。 斜め上から見ても、反対側から見ても、顔がほとんど見えません。 無人古着屋ラッキーズ・店のオーナー: 入ってきた瞬間「ギャング来たぞ」みたいな。 このあと服泥棒は上着を1着、持ち去ります。 専門家は、その犯行の特徴を「ストローク飢餓型万引き」と指摘します。 服泥棒が犯行に選んだのは朝、10月29日の午前7時40分ごろでした。 店に入ると、客のように服を選び始めました。 すると…店の外をちらり。 外にいた作業する人に気が付くと、突然、頭に手を当てて顔を隠すようなしぐさ。 これだけ隠していても、顔を見られることをかなり気にしているようです。 作業員が見えなくなると物色を再開。 取り出したのは、オレンジ色のナイロンジャケット。 この目立つ服を盗むと決めたようです。 しかし、なぜか入り口から引き返してきたのです。 というのも、店の外には、まだあの作業員の姿が。 この様子を見た店のオーナーは、「動きが結構おどおどしてる感じ。常習犯ではなさそう」と推察します。 作業員が見えなくなると、お金は支払わず、店を去った服泥棒。 犯罪心理学に詳しい明星大学の藤井靖教授は、犯行に7分かかっていることなどから、不慣れな犯行と指摘。 一方で、目立つオレンジ色のジャケットを狙ったのには理由があるのではと話します。 明星大学・藤井教授: ストローク飢餓型万引きっていうふうに言って、自己顕示欲ですね。自分の存在を世間に知らしめる目的で服を持っていっちゃった(可能性)。 警視庁が服泥棒の行方を追っています。
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