【バレーボール】石川祐希 スター軍団で定位置奪取へ全開宣言「ピーキングは考えない」
バレーボール男子でパリ五輪代表の石川祐希（28＝ペルージャ）は、シーズン序盤からエンジン全開で挑む覚悟だ。 世界最高峰のイタリア1部で10季目のシーズンを迎える石川は、今季から名門・ペルージャでのプレーを決断。25日にはオンラインで報道陣の取材に応じ「トップ選手ばかりが集まっているので、普段の練習から非常にレベルの高い練習が行えている。練習しているだけでもレベルアップしていく感覚はある。ピーキングは考えない。今持っている自分のベストを毎試合ぶつけたい」と決意を述べた。 ペルージャは昨季4冠を達成。29日（日本時間30日）に開幕するリーグ戦でも優勝が求められるチームだ。22日まで行われたスーパー杯の決勝では20得点を挙げてMVPを獲得。3連覇に大きく貢献したが「ハイボールの決定率が悪いし、レセプションの返球率が良くなかった」。スター軍団の中でレギュラーを勝ち取るには、まだまだ課題が山積みとの見方だ。 あえて厳しい環境に飛び込んだのは、誰よりも優勝に飢えているから。「このチームは優勝することしか見ていない。なるべく自分が活躍してタイトルを取れるように戦っていきたい」と気合十分。日本のエースが優勝請負人に名乗りを上げる。
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