大相撲九州場所の千秋楽で悲願の初優勝を果たした大関・琴櫻。鳥取県倉吉市の各地でお祝いのイベントが行われるなど、盛り上がりが続いています。 観戦者 「もうね感動しかないです」 「絶対優勝すると思ってました。やったー！！」 大勢が沸いたのは、大関・琴櫻、優勝の瞬間。元横綱・初代琴櫻の地元・倉吉市では歓喜の声が溢れました。 その熱気は26日も冷めやらず、午前9時、倉吉市の琴櫻記念館では優勝記念の缶バッジが配布されていました。ファンにとってはたまらない品だったようでー。 缶バッジをゲットした人 「すごいです。記念のお宝で。棺桶に入れたいなと思っておりますので」 鳥取県西部から来たという女性は、熱心に館内を見学。 缶バッジをゲットした人 「ずっと応援していたので、初優勝記念ということで来ました」 多くの琴櫻ファンが訪れた26日。1日30個限定とあって、缶バッジは開館から10分ほどで残りわずかに。なんと、朝8時すぎから行列ができていたといいます。 琴櫻記念館　宇崎 愛 説明員 「ここは開館が9時からなんですけど、8時半過ぎの時点でもう結構な方が並んでらして。盛況ぶりにびっくりしました」 朝から行列ができるほどの人気を集めた琴櫻缶バッジ。配り終えた後も、バッジを求めて訪れる人の姿がありました。 琴櫻記念館　宇崎 愛 説明員 「ここからまた倉吉全体で相撲で盛り上がっていけるように、私たち尽力できるようがんばりたいと思っています」 また、倉吉市のせきがね湯命館では琴櫻の優勝を祝して、入浴料を100円に。1日先着300人までですが、26日は開館して30分で50人を超える来館者となっていました。 関金温泉 せきがね湯命館　石谷 佳彦 副支配人 「普段の4,5倍の入場者となっております」 いつもは会員・倉吉市民は510円、一般で820円の入浴料。そんな中、100円玉1枚で済むという大幅な値引きに、訪れた人はー。 訪れた人 「もう入って、今あがったところ」 Q.湯加減はどうでしたか？ 「最高でしたよ。やっぱり」 「地元でこういう還元があると、とってもうれしい」 関金温泉 せきがね湯命館　石谷 佳彦 副支配人 「僕らも小さいころから先代琴櫻見てましたんで、やっぱり琴櫻という名前が優勝するのは、大変うれしく思っています。町全体が盛り上がるのは大変うれしいですね」 そして午後には、倉吉市役所前で横断幕のお披露目。倉吉市の広田市長もかけつけ改めて優勝を祝いました。 まだまだ続く琴櫻優勝の熱波、祖父の地元にも活気を呼んでいます。