大谷翔平攻略のポイントとは ヤンキース前監督ジラルディ氏がMLB公式サイトの取材に回答
ヤンキース前監督のジョー・ジラルディ氏(60)が23日(日本時間24日)、MLB公式サイトの電話取材に応じ、25日(同26日)から始まるドジャースとのワールドシリーズや大谷翔平投手(30)について語った。 【一覧】第1戦のドジャース予想スタメン ジラルディ氏はワールドシリーズに向けて「素晴らしいシリーズになるだろう。両チームは似ている部分がある。どららも打撃陣が素晴らしいし、終盤のリリーフ陣も良い投球をしている」と指摘。そして大谷については「8番と9番を抑えなければならない。走者を置き、大谷と勝負しなければいけなくなる場面を避けたい。メッツはナ・リーグ優勝決定シリーズで内角中心に攻めたが、甘くなるとしっかり捉えてくる。彼は素晴らしい打者で、ヒットを打つだろうが、彼の前に走者を出さないことが重要」と、大谷攻略のポイントを挙げた。 同氏は08年から17年までヤンキースを指揮し、就任2年目の09年に松井秀喜らを擁してワールドシリーズを制覇。17年に52本塁打を放ってア・リーグの新人本塁打記録を更新し、現在はチームの主将を務めるアーロン・ジャッジ外野手(32)については「彼は本当にチームの真のリーダーへと成長した。2017年も素晴らしかったが、弱点がより一層なくなった。これだけの成績を残して打率.322というのは驚異的。彼は完成された選手であり、あのサイズでセンターを守れるのは本当にすごい」と称賛した。