ファミレスのドリンクバーは何杯飲んだら元が取れますか? 原価が安いって本当ですか?
数百円程度で何杯でも自由にドリンクが飲めるドリンクバーは、ファミレスでの楽しみの一つです。安いところでは100円でドリンクバーを利用できることもありますが、どのくらい飲めば元が取れるのか気になったことがある人は多いでしょう。 本記事では、ファミレスのドリンクバーで元を取るために、必要な杯数を原価から考えてみましょう。
ファミレスのドリンクバーは本当に安いの?
ファミレスのドリンクバーの金額設定はさまざまです。安いところでは100円から利用できるところもありますが、500円程度かかるところもあります。またランチを注文するとドリンクバーが無料で利用できることもあるなど、実質的には100円以下の金額でドリンクバーを提供している飲食店も多くあります。 通常、ファミレスでソフトドリンクを注文すると200~300円程度します。仮にドリンクバーの価格が500円だとしても、2~3杯飲めばドリンクバーのほうがお得です。店員さんも、「◯杯以上飲む場合はドリンクバーのほうがお得ですよ」と勧めてくれる場合もあるでしょう。 ドリンクバーで通常オーダーと同じソフトドリンクが飲める状況であれば、通常オーダーよりドリンクバーのほうが安くすむ可能性は高いといえます。
ドリンクバーの原価はいくら?
通常オーダーとドリンクバーを価格面で比較した場合は、ドリンクバーのほうがお得感があります。では、原価で比較した場合はどうでしょうか。 ドリンクバーの原価は、一般的に1杯当たり数円~20円ほどとされます。特に原価が低いのが炭酸飲料で原価は3~5円ほど、原価が高いのは果汁100%ジュースで20~30円ほどです。 炭酸飲料の原価が安い理由は、元となるシロップを炭酸水で希釈するためです。希釈倍率はシロップの種類によって異なるほか、ディスペンサーごとに設定できますが、一般的には5~6倍に希釈します。 ただ、実際にはディスペンサーの電気代、シロップ交換や清掃作業にかかる人件費などさまざまな費用が別途必要です。あくまでもドリンク1杯の材料費が前述のとおりであり、原価は異なります。