【40代・50代におすすめ「五臓ヨガ」】更年期の「重い腰痛」に効くポーズとツボ「腰腿点(ようたいてん)」
②のツボも、①と同様に行う。 【注意点】:これを行っている間は、呼吸を止めないように。 効能:腰痛、腰のだるさなど
■五臓ヨガ【ポーズ編】腰痛に効果的な「腎(じん)のポーズ」を行う
「腰まわりや骨盤周辺を動かす、『腎のポーズ』。『腎』には、生命活動を発展させ維持するうえで、不可欠な物質である“精”が貯蔵されています。“精”は各臓腑の気の元となるため、『腎』の経絡を刺激することは、腰痛緩和はもちろん、内臓やメンタルの調整にもつながることに。 アンチエイジング効果も期待できる、更年期におすすめのポーズです」
【3】
お尻を高く上げたまま膝を伸ばしきり、かかとを床につけ、さらにつま先を外側に開く。このポーズのまま、ゆっくりと3回呼吸をする。 【1】~【3】の動きを、3~5回繰り返す。
●この動きはNG!
首の後ろは、縮こまらないように。真っすぐに頭を下ろして、首と肩の力を抜くこと。膝は伸ばすのが理想だけれど、無理なら少し曲がっていてもOK。
──腰痛は、姿勢や動き方のクセ、疲れがたまったときなどに起こったり、慢性的に痛みが続いたり。ひどいときは立ち上がるのもつらく、歩くこともできなくなるほど。 腰痛に悩む40代、50代は多いはず。今回紹介した方法をぜひ覚えて、ひどくなりそうなときや、つらくなったときに実践を! 【教えてくれたのは】 Satoshiさん 鍼灸師、柔道整復師、トレーナー、ヨガインストラクター。大阪・心斎橋のサロン「B HAPPY」で鍼灸・美容鍼灸やパーソナルトレーニングを行うほか、インストラクターやセラピスト向けのカラダの講座を開講中。大阪・豊中の「岩塩ヨガスタジオ 四季」で五臓ヨガのクラスも担当。また、子どもを中心とした運動教室「カラダツクルスクール」でも活躍中。幅広い方法で健康・美容にアプローチする、カラダメンテナンスの専門家 撮影/仲尾知泰(Ripcord) 指導・モデル/Satoshi 取材・文・モデル(腰腿点の写真)/藤本幸授美