高橋海人「一生このままでい続けるのか?」エモすぎるたんかに「Qが主人公になった瞬間に立ち会えた気分」と浸る声続々<95>
King & Princeの高橋海人が主演を務めるテレビ東京開局60周年連続ドラマ「95」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系/Leminoにて配信)の第8話が、5月27日に放送された。中川大志演じる“翔”がついに隠していた事情を明らかにしたことで、チームがこれまでよりもさらに固く結束する。少し派手ながらどこにでもいるチームから目的を持った仲間へ進化を遂げた一同に、SNSでは「Qが主人公になった瞬間に立ち会えた気分」「最初と見違えるくらいになったQ、かっこいいよ…」といった声が相次いだ。(以下ネタバレを含みます) 【写真】Q(高橋海人)が翔(中川大志)とマジ衝突「向き合えよ!」 ■「95」とは 原作は、「イノセント・デイズ」で第68回日本推理作家協会賞を受賞した早見和真氏が、受賞後第1作目として綴った青春小説。大人の作った社会の仕組みにあらがい、大切なものを守りながら、1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの熱い物語。テレ東ドラマ初出演・初主演の高橋海人(King & Prince)が、主人公・広重秋久(通称:Q[キュー])を演じる。 Qを取り巻く同級生には、黙っていても人を引きつけるカリスマ性があり、Qをチームに誘い入れる鈴木翔太郎(通称:翔)を中川が演じ、翔と幼なじみでQが思いを寄せることになる岸セイラに松本穂香。畳屋の息子で明るくムードメーカー的存在の丸山浩一(通称:マルコ)を細田佳央太、暴力団幹部の息子で翔やセイラと幼なじみの堺怜王(通称:レオ)を犬飼貴丈、レオと同じく翔・セイラと幼なじみでけんかが強い新川道永(通称:ドヨン)を関口メンディーと勢いと話題性のある俳優陣が結集した。 ■「なんだよそれ!」翔へ殴りかかるQ ある日、校舎裏に集まっていたチーム5人。3人とは少し離れた位置で、Qが翔に「どう思ってるの、セイラのこと」「仲間をだますなよ」と直球で質問する。「厳しいね」と冗談めかした翔だったが、ついに「好きだよ、ずっと」と告白。だがどうしても、まだ何かハッキリ動かない理由があるようだ。そんな翔の言動に、Qのボルテージが高まっていく。 「なんだよそれ!」という大声とともに、翔へ殴りかかるQ。メンバーが慌てて止めに入るが、胸倉を掴むQの力は思いのほか強い。「気持ち悪いこと言ってんじゃねえよ!家とか関係ねえだろ!」と力の限り叫ぶQは、さらに続ける。「お前、チームに俺誘うときなんつった?『覚悟決めろ』つったんだよ。なのに、覚悟決まってないのはお前の方じゃんか」と思いの丈をぶつけるQに、今度は翔から反撃が飛ぶ。 「お前に何がわかるんだよ!」「わかるように話せコラ!」ともみくちゃになる2人。「向き合え!ちゃんと向き合えよ!」それでも、Qの熱量は翔の悩みを吹き飛ばすほどに高いものだった。 一旦の落ち着きを見せ、いつもの場所に集まった5人。翔がついに事情を話し始める。セイラが渋谷に戻ってきてからすぐに告白した翔は、泣いて謝るセイラにただならぬ背景を感じ取った。 ■衝突と結束 粘り強く問い詰めた結果、彼女は牧野博利(三浦貴大)と援助交際した際にトラブルを抱えたことが発覚。ホテルの様子を写真に撮られ、弱みを握られたというのだ。翔の家が政治に携わることを鑑みれば、翔とセイラが付き合うのは不可能。牧野は必ず翔の一家を食い物にするし、それがわかれば翔の家はセイラを切り捨てる。 牧野に対抗するためには、翔1人では力不足。チームはそこを補うために作られた…そう明かされると、メンバーは各々納得した様子でうなずいてみせた。しかしQだけは、「理解はしたよ。でも納得はしてない」とさらに言い募る。「俺にも手伝わせろ。それで納得できる」と翔の目をまっすぐに見て、Qは言った。 「いいのか」と聞く翔に、Qはタバコを差し出しながら言葉を重ねる。「お前こそどうなんだ?一生このままでい続けるのか?」それは翔が、迷うQを後押しするために投げかけた言葉。翔は涙がこぼれないように顔をゆがめながら、「一生このままは嫌だ!」と腹の底から叫ぶ。 「俺も嫌だ!」Qも叫んだ。5人の心が、改めて結束した瞬間。レオとドヨンが「なったな…主役に」と笑顔を浮かべる同シーンに、SNSでは「やっとあの夜の正解が出てきた…!エモいせりふ回しがにくいね」「家族も仲間たちもそれぞれ気づきがあったり前に進もうとした。いい回だった」「Qの言葉にシビれた」「Qちゃん、たくましくなったなぁ」といった声が続出している。 ※高橋海人の“高”は、正しくは「はしごだか」。