物議を醸したシーン

【MLB】ダイヤモンドバックス 6-11 ドジャース（9月2日・日本時間9月3日/アリゾナ） 【映像】大谷翔平、「痛っ！」と声が漏れた瞬間 　ドジャースの大谷翔平投手が自打球に悶絶した。打ち損じたボールがワンバウンドして大谷の右膝を直撃。本人から「痛っ！」という声が思わず漏れたこともあり、ファンも「本当に怪我だけはしないでね」とヒヤヒヤしたようだ。 　ダイヤモンドバックス戦に「1番・DH」でスタメン出場した大谷の第2打席は、両チーム無得点で迎えた3回表、無死二塁のチャンスで回ってきた。先制点がほしい場面で大谷は、3球でカウント1-2と追い込まれるもファールで粘っていく。 　そして、迎えたカウント2ボール2ストライクからの7球目は、アウトコースへのスライダー。大谷はなんとかバットを出しファールで逃れた。しかし、その打球がワンバウンドして自身の右膝を直撃して悶絶。本人の「痛っ！」という叫びも聞こえたほど。膝の頭をさすり痛みに耐えていた。 　あまりにも痛そうな大谷を目の当たりにしたファンも心配だった様子。SNS上では、「大谷くんのいてっ！」「右膝大丈夫だったかな？」「大谷さんの「イテッ」が聞こえた涙」「ここまできたら本当に怪我だけはしないでね」「大谷さん大丈夫か汗」「自打球も怖い」などと心配のコメントが多く投稿された。 　気を取り直して打席に入った大谷だが、自打球による痛みの影響もあったのか、次の一球でセカンドゴロに倒れた。打点を挙げることはできなかったが、二塁走者のテーラーは三進しており結果的に進塁打となった。 　MLBではNPBと違って、自打球でベンチからトレーナーが駆けつけることは少ない。今回の自打球の際も、トレーナーは大谷の元へいかなかった。文化の違いではあるが、やはり心配になってしまう。今シーズンも大詰め。チームの優勝はもちろん、前人未到となる50-50（50本塁打、50盗塁）がかかっている大谷も、怪我には注意してほしいところだ。 　なお、試合は11-6でドジャースがダイヤモンドバックスに快勝。この日の大谷は、4打数2安打・2四球・3盗塁と走打に活躍し、今季の記録を44本塁打・46盗塁まで伸ばした。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）