死亡事故の踏切また衝突 小松・今江町、20代男性が軽傷
●IR、運休や遅れ 27日午後10時38分ごろ、小松市今江町3丁目のIRいしかわ鉄道新今江踏切で、金沢発福井行きの2両編成の普通列車と軽自動車が衝突した。軽自動車を運転していた市内の20代男性が病院に運ばれ、頭部打撲の軽傷。乗客約90人にけがはなかった。事故のため、金沢―福井駅間の列車1本が運休、2本に最大約3時間の遅れが生じ、約320人に影響した。 【写真】衝突した軽自動車と列車 現場は小松―粟津駅間で、小松署によると、西から東へ走行していた軽自動車が踏切内に侵入し、列車とぶつかった。IRいしかわ鉄道によると、踏切には警報器と遮断機があり、事故当時は遮断機が下りていた。同署が事故原因を調べている。 新今江踏切では、11月8日にも列車と乗用車が衝突し、車を運転していた78歳の男性が死亡している。