故カーター元大統領、生前の“貴重な映像”を航空会社が公開「彼は飛行機に乗るたびに…」
2024年12月29日、100歳で亡くなったジミー・カーター元米大統領。1977年の大統領就任時から紛争解決に尽力し、2002年にはノーベル平和賞を受賞している。そんなカーター元大統領の“人柄”を象徴するような出来事が、ネットで話題を呼んでいる。 【動画】航空会社が公開。称賛を集めたカーター元大統領の行動
米大手エアラインのデルタ航空は、1本の動画を公式Xに投稿。生前のカーター元大統領をとらえた貴重な映像だ。米複数メディアによれば、動画は2017年、米デルタ航空の乗客が撮影したものだという。 カーター元大統領が機体後方に向かう途中、居合わせた乗客に笑顔で話しかけ、握手をする様子が映っている。 同社は投稿文にこうつづった。 「ジミー・カーター氏はデルタ航空を利用するたびに、機内の一人一人と握手を交わしていました。誰に対しても分け隔てなく接する。彼はそういう人でした」 「偉大な友人で、家庭人で、ノーベル平和賞受賞者で、周囲への正しい接し方を私たちに示してくれた指導者であった彼の人生を称えます。安らかにお眠りください」
カーター元大統領への感謝があふれた同社の投稿は、1400万回以上再生され、10万以上の“いいね”が寄せられている。 コメント欄には「ほっこりする」「こんなことができる大統領は彼以外いない」「本当にその通り。2014年に飛行機でカーター大統領に居合わせたとき、彼は機内を歩き回って全員と握手していました。感激したのを覚えています」などの声が上がった。 ニューヨーク・タイムズ紙によれば、カーター元大統領の国葬は8日間行われ、最後の式典が米ワシントンD.C.で1月9日(現地時間)に執り行われる予定だ。
BuzzFeed Japan