10代姉妹が父親を焼殺 レイプへの「復讐」 パキスタン
【AFP=時事】パキスタンで10代の異母姉妹2人がレイプへの復讐(ふくしゅう)として父親に火を付けて殺害したとして逮捕された。警察が8日、明らかにした。 【写真】35人子持ちの男性、「100人」目指し4人目の妻募集 パキスタン 父親は1日、パンジャブ州のグジュランワラ市で火を付けられた。病院に搬送されたが、7日に死亡した。 グジュランワラ市の警察幹部リズワン・タリク氏はAFPに対し、「少女たちは自分たちで『恒久的な解決策』を見つけると決めたと供述している」と述べた。 姉妹はバイクから抜き取ったガソリンを使い、眠っている父親に火を付けたとされる。 姉妹によれば、姉は1年にわたって父親にレイプされていた。妹も2回、父親にレイプされそうになった。 2人は異母姉妹。パキスタンでは一夫多妻が認められており、どちらの母親も父親と結婚している。 母親2人は夫が娘をレイプしていることは知っていたが、娘たちによる復讐計画については知らなかった。 AFPは姉妹の身元を保護するため父親の名前を公表していない。 母親1人も逮捕され、もう一人は取り調べを受けている。 タリク氏は「捜査が終わり次第、数日中に彼らを裁判所に引き渡す予定だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News