【整理収納アドバイザーMisaさんの防災アイデア】インテリアと防災を両立する工夫とは?
飲食、トイレ、家族の安否確認… 今、見直したい家族を守る3大防災
地震や火災や水害…災害は、いつどこで起きても不思議ではないこと。いざというとき、自分と家族を守るにはどうすればいいのでしょうか。 そこで、暮らしのプロ・整理収納アドバイザー/防災士のMisaさんに〝日常の延長線上にある工夫〞を聞きました!
実践編:暮らしのプロの3大防災どうしてる?
被災経験を通して防災への意識が変わったという、Misaさん。日常に取り入れている3つの備え+αの工夫について教えていただきました。
教えてくれたのは?
●Misaさん 整理収納アドバイザー/防災士 暮らしと備えのアドバイザーとして、「暮らしになじむ防災」の情報を発信。オリジナルの「おまもり防災ポーチ」も企画・販売。著書に『おしゃれ防災アイデア帖』(山と溪谷社)ほか。
防災は、暮らしとセットになっているもの。日常に溶け込む工夫や手段を考えてきました
Misaさんは ’18年の大阪府北部地震に大きな影響を受けたそう。 当時は整理収納アドバイザーとして、心地よい暮らしを追求していました。防災の知識もなく、水も手に入らない非常事態になって初めて、幼い子どもたちをどう守ればいいのかと、怖くて情けない気持ちになったんです。そんな経験から防災について真剣に考え始め、防災士の資格も取りました。 これまでには、安全性を最優先して、家中の雑貨や植物をしまい込んでいた時期も。でも、もともとインテリアが大好きな私には、無機質な空間は息苦しかったんですよね。そこで、防災とインテリアを両立できる工夫をするようになりました。 防災は、特別で遠いものではなく、日々の暮らしとセットになっているもの。日常をベースに、そこに溶け込む防災を考えていけば、自分らしい形が見つかるのではないかと思います──Misaさん
▶日本各地で防災講座も開催! InstagramやVoicy『暮らし片づけおやつのじかん』には、楽しみながら備えるヒントが満載。日本各地で防災講座『暮らしと備えの相談室』も開催。
家族を守る3大防災
BOUSAI①:【飲食の日常備蓄】消費しながら備えられる工夫を Misaさん宅では、家の各所に食料や飲料が。 「防災のためだけの備蓄スペースを作ると、結局放置してしまいがち。日常的・定期的にチェックしやすい場所に分けて収納し、普段から消費しながら備えるようにしています」(Misaさん)