【京都新聞杯】8番人気ジューンテイクが重賞初Vでキズナとの父子制覇達成 藤岡佑「ダービーにチャレンジできる馬」
「京都新聞杯・G2」(4日、京都) 単勝8番人気の伏兵ジューンテイクが、父キズナとの父子制覇で重賞初Vを果たした。道中は好位のインで折り合うと、ライバルが外へ持ち出す中、直線は最内ラチ沿いを選択。逃げた5番人気のウエストナウをゴール前で差し切り、“東上最終便”をモノにした。2着にはそのウエストナウが、3着に2番人気のヴェローチェエラが続き、3連単は14万8020円の波乱決着となった。勝ちタイムは2分11秒2(良)。 【写真集】いよいよ3歳マイル王決定戦 有力馬の馬体を徹底チェック エスコートした藤岡佑は「いつもポジション取りが後ろになるということだったので、きょうはスタートから積極的に出していきました。仕掛けていったので、何とか我慢してくれという感じでしたね。道中はスローで、下りで一気にペースが上がって対応が難しかったと思いますが、センスのいい馬ですね」とパートナーの走りをたたえる。これで賞金加算に成功。「余力は十分ありましたし、間を割りさえすれば抜け出せると思いました。調教の時点でやれるだろうなとは思っていました。きょうは余裕もありましたし、すごくいい馬です。ダービーにチャレンジできる馬だと思いますし、頑張ってほしいです」と笑顔で振り返った。