今夏のマン・U総入れ替え報道をテン・ハーグが全面否定「まったくもってナンセンス。報道に責任を持ってほしい」
マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督は、今夏のスカッド刷新報道を否定した。 テン・ハーグ政権下で2シーズン目を迎えたマンチェスター・Uだが、ここまで苦戦が続く。FAカップで2シーズン連続の決勝進出を決めたものの、2シーズンぶりに出場したチャンピオンズリーグ（CL）ではまさかのグループステージ最下位に終わり、プレミアリーグではトップ4争いから離脱して、現在6位に沈む。 昨年末に株主になったジム・ラトクリフ氏と『INEOS』グループの下で夏の大型補強が予想される中、今週に一部メディアはマンチェスター・Uが今夏にスカッドの大部分を売りに出すと報道。しかし、テン・ハーグ監督は6日に行われるクリスタル・パレス戦を前にこの報道を否定した。 「何かのジョークだ！私がここで働いている限り、毎夏に200選手がマンチェスター・ユナイテッドからの関心を受けているなんて真実ではない。毎夏、我々がスカッドの全員を売却しているなんて真実ではない。そのようなヘッドラインを作る時には冷静になり、責任を持ってほしい。まったくもってナンセンスだ」 「（夏には）いつだって多くの仕事がある。移籍市場で補強を目指すのなら当然のことだ。それに、負傷者も大きな影響を与えた。我々は依然としてマンチェスター・ユナイテッドに求められる期待を下回っている。だから、ここまで届かないといけない。これから私にとっての5度目の移籍市場だ。2つは良かったが、残りの2つは良くなかった。この夏に向上しなければならない。とても良いスカッドの基礎がある。負傷者が我々のシーズンに大きな影響を与えた」 また、テン・ハーグ監督はCL出場権を逃したとしても、多くの選手たちがマンチェスター・Uでプレーすることを望んでいると主張した。 「予算への影響は出るだろう。しかし、マンチェスター・ユナイテッドはとても魅力的なチームで、多くの選手たちがとても満足し、マンチェスター・ユナイテッドのためにプレーすることに幸せなはずだ。私はそのように確信している」
