桃園メトログリーンライン 行政院、延伸区間の建設計画を承認/台湾
(桃園中央社)北部・桃園市内のメトロ建設を担う桃園市政府捷運工程局は2日、グリーンラインの中壢方面への延伸計画を行政院(内閣)が昨年12月29日付で承認したとする通知を受け取ったと明らかにした。今年末までに起工し、2031年の開業を目指す。 グリーンラインは八徳区内から桃園駅を経由して桃園国際空港周辺を結ぶ全長約27.8キロの路線で、現在建設が進んでいる。同局の報道資料によると、延伸が計画されている区間は八徳区内のグリーンラインG01駅から国営台湾鉄路(台鉄)や桃園メトロ(MRT)空港線と接続する中壢駅までの約7.2キロ。 同局は延伸計画について、桃園地区のメトロネットワークで環状線を形成する最後の一歩だと強調。空港線の運行形態の再編に合わせて順次空港線とグリーンラインを統合し、環状運転の目標を実現するとした。 (葉臻/編集:齊藤啓介)