ふるさと納税「見直し検討」で大阪・泉佐野市が会見(全文2)総務省の通知に従えば税収減の可能性
姉妹都市などの地場産品を返礼品に
司会:ほか、ご質問のある方。多数いらっしゃいますね。じゃあ、そちらの男性の、はい、そちらの男性の方。はい。 テレビ朝日:テレビ朝日の八木と申します。よろしくお願いいたします。何点か伺いたいんですけれども、まずは返礼品について伺いたいと思います。鹿児島県産のうなぎですとか、岩手県産のカツオのたたきなど、地場産品ではないものを返礼品として扱っているのはどんな理由からでしょうか。 阪上:はい、それのみで。 テレビ朝日:そうですね。何点かちょっと伺いたいんですけれども。 阪上:あ、そうですか、はい。岩手県産、そうですね。いわゆる地場産品の、いわゆるご質問だと思うんですけども、われわれ、いわゆる地場産品の資源の少ない自治体というふうにわれわれは考えております。で、先ほどご説明でもさせていただいたように、肉とかカニとか米とかっていうような返礼品を、フルーツとかある自治体がどうしてもやっぱりわれわれが、先ほど申し上げた4600万円っていうような状況のときに、もう数億円の寄付を集めているっていうような状況でございました。競争がいいのか悪いのかは別にして、そういった競争が起こっていく中で、われわれとしてはそういったものを持っていない自治体でございましたので、そこはやっぱりアイデアで格差を埋めていこうというような行動をいたしました。で、先ほどもご説明したように1つはピーチポイントであったっていうことなんですが、いわゆるキラーコンテンツを切り口に、いわゆる流入数を増やして地場産、いわゆる泉州タオルっていうものを広く発信していきたいっていうような思いもありましたので、そういった意味で、アイデアの1つとして、お肉であれば地元の老舗のお肉屋さんが目利きしたお肉なんですよというふうなうたい文句で、これも1つのアイデアなのかなとわれわれは思っていて、なんとかしようというような思いで、そういった返礼品を出していると。 今、具体的におっしゃられた鹿児島県のうなぎに関しては、協定を締結している自治体さんの返礼品でございまして、いわゆるわれわれのふるさと納税のほうで返礼品として取り扱ってほしいというようなリクエストがございましたので、そういった姉妹都市とか協定都市とかっていうような返礼品についても、われわれの返礼品としては取り扱いをさせていただいてるっていうことでございます。