関大が立命大に零封勝ち 今季初の勝ち点/関西学生
関西学生野球春季リーグ第3節2回戦(22日、立命大0-3関大、ほっともっとフィールド神戸)昨秋優勝の関大は立命大に2連勝し、今季初の勝ち点1を挙げた。 開幕カードで京大に2連敗を喫したスタートから盛り返した。先発・岩井将吾投手(4年)から荒谷紘匡投手(3年)へと無死点でつないで五回まで0-0の接戦に。六回に5番打者・山田悠平内野手(3年)の左越えソロで先制すると、八回には富山雄正内野手(4年)が2試合連続の左越え2ランを放って3-0とリードを広げた。 七回からは今秋ドラフト1位候補の最速154キロ左腕、金丸夢斗投手(4年)が、1-0の完封で勝利した20日の立命大戦から中1日で登板し、3イニングをすべて三者凡退に抑える完璧リリーフ。投手3人の零封リレーで立命大打線を抑えきった。 この日は最速151キロだった金丸は「リリーフでも先発でも変わらずいつもどおりにいった。(完封した)一昨日より直球の伸びとか切れは良かったと思う」と振り返った。 京大に連敗してスタートした今季、2カード目は連勝で勝ち点を獲得。小田洋一監督は「打者陣にいい当たりも徐々に出てきている。なかなか点は取れていないが、いろんな部分で嚙みあってきたと感じている」とさらなる上昇を期待した。