夏の終わりの思い出に 三太郎祭りにぎわう 奄美市住用町
鹿児島県奄美市住用町の第36回すみよう三太郎まつり(同実行委員会主催)が25日、内海公園自由広場を主会場にあった。相撲大会やグラウンド・ゴルフ大会などスポーツイベントに加え、木工ワークショップやお化け屋敷も開催。恒例の芸能ステージ、花火大会には浴衣姿のカップルや家族連れなど多くの人々が足を運び、夏の一日を楽しんだ。 芸能ステージは地元保育所園児による遊戯で幕開け。唄者の土谷笑鈴さん、森永あすかさん、向珠理さんは三味線の音色と共に伸びやかな歌声を会場に響かせ、昨年の同まつりで観客を笑いの渦に巻き込んだパフューム里志さんはヒット曲に合わせたダンスで今年も会場を沸かせた。西仲間集落の住民らが中心となった八月踊りでは、来場者が一体となって盛り上がった。 フィナーレの花火大会では色とりどりの花火が夜空を彩り、内海の水面を鮮やかに照らすと、観客からは大きな歓声が上がった。奄美市から訪れた女児は「最初にかき氷を食べて、くじ引きもした。とっても楽しくて、うれしい」と笑顔で話した。