これさえあればどこでも空気圧調整できる。車載工具に入れておきたいエアーバルブエクステンション
車載工具やパンク修理キットに入れておけば出先での空気圧調整がラクになる
自宅にコンプレッサーやT型のエアーチャックがなく、タイヤの空気圧調整はもっぱらガソリンスタンドで行うのであれば、エアーバルブエクステンションをバイクに搭載しておくことをおすすめします。 自宅にエアーがあれば、自宅とバイクの両方にあっても良いでしょう。機能と有用性に対して価格は明らかに安価だからです。 取り付けてあったエアーバルブエクステンションを外す際、ホイール側のバルブコアから若干のエアー漏れが生じるため「せっかく調整した空気圧が変わってしまうのでは?」と不信感を抱くユーザーがいるかもしれません。 しかし数秒にも満たない「プシュッ」と抜ける空気量が、一か月で10%自然減してしまう圧力より多いことはありません。また使いこなして手際が良くなることで、エアーバルブエクステンションのネジを素早く回して、エアーが漏れる時間を短縮することもできます。 何よりも、エアーバルブをグイッと押し曲げる動作から解放される安心感には代えがたいものがあります。 ストレート型エアーチャックによる空気圧調整に少しでもストレスを感じるなら、問答無用でエアーバルブエクステンションを試してみることをおすすめします。 【POINT】 ■ポイント1・多くのバイクが使用しているエアーバルブに対して、ストレート型エアーチャックは使い勝手が悪い ■ポイント2・エアーバルブエクステンションで90°向き変えすることで、ストレート型のエアーチャックがスムースにセットできるようになる ■ポイント3・車載工具に追加しておけば、ガソリンスタンドの空気入れを使った調整が容易にできるようになる
栗田晃