松任谷由実 能登半島地震復興を応援する写真展が開幕 見学時に涙「能登を忘れない」
石川県観光ブランドプロデューサーを務める歌手・松任谷由実(70)の声かけによって実現に至った「写真展 能登 20240101」が、12月25日まで東京・SusHi Tech Square 1F Spaceで開催されている。 同展は1月1日に発生した能登半島地震の状況を発信&復興応援するため、石川県と東京都の合同で開催。松任谷が震災の跡を目にし、この光景を忘れてはいけないという思いから、写真家の佐藤健寿氏、石川県へ声をかけ、実現に至った。 開幕前日の11日に松任谷は同展を見学し、時折涙ぐむ姿を見せた。「見る人が、自分のこととして引き寄せられるような記憶を取っておくべきだと思った」「能登を忘れないっていうことは、どういう世界に自分が属しているかを忘れないということ」と語った。 同展は東京のほか、金沢、大阪を巡回する。松任谷は「現地には行けないけど、佐藤さんの写真を通してそれを追体験することができると思う」とコメントした。