100円ショップで電化製品・大型家具以外の家具を揃えたいです。これって無謀でしょうか?
大学進学や就職による一人暮らしや引っ越しを控えている方の多くが、家具などをできる限り安く揃えたいと考えていることでしょう。そんな時に手軽さで思いつくのが100円ショップです。 今回は、100円ショップの具体的なアイテム例やDIYの工夫で、新生活をお得にスタートさせる方法をご紹介します。
100円ショップに大型家具はあるの?
家具とは、日常生活に必要な比較的大型の道具類を指します。テーブルや椅子、ベッド、食器棚などが該当します。建物に備え付けられている収納や棚なども家具に該当し「備え付け家具」と呼ばれています。 100円ショップでは、大型家具のような本格的な家具の取り扱いは基本的にありません。 ■100円ショップで販売している家具の特徴 100円ショップでは、コンパクトで使いやすい商品が多く揃っています。特に折りたたみ椅子は、220円から購入できる商品が豊富で、背もたれの有無や素材の違い(プラスチック製など)によって選べます。 これらの商品は主に軽量で持ち運びやすい簡易椅子やスツールが中心で、大型のテーブルや収納家具の取り扱いはありません。 ■レジャー用アイテムの普段使いはおすすめしない理由 100円ショップで購入できる家具は、主にレジャーやアウトドア向けに作られた軽量で手軽なアイテムが中心です。例えば、折りたたみ椅子やスツールなどは、価格が安く持ち運びが便利な点が魅力ですが、シンプルな構造であるため耐久性や快適性に限界があります。 これらの製品は短時間の使用や一時的な用途には十分役立ちますが、日常的に頻繁に使用する場面では負担がかかりやすく、長期間の使用には向いていません。アウトドアやイベントなど特定のシーンで活用するのが適していますが、家の中で普段使いする際には別の選択肢を検討するのがよいでしょう。
100円ショップでは手に入らない家具はDIYがおすすめ
100円ショップで手に入らなくても、複数の商品を組み合わせてDIYすれば、オリジナル家具が入手できます。ここでは、初心者でも手軽に挑戦できる家具のアイデアをご紹介しましょう。 ■木箱をリメイクして収納棚に シンプルな木箱でも、塗装を施したり、置き方を工夫したりするだけで、洗練されたインテリアとして活用できます。また、木製の棚やラックは、すのこや木材を使って自作することも可能です。 好みに合わせてパーツを選び、自分だけのオリジナルアイテムを作る楽しさも味わえます。 ■カラーボックスを使ってデスクに カラーボックスを活用してデスクを作るのもおすすめです。カラーボックスを2つ並べ、その間に棚板を渡すだけで、スタイリッシュなデスクが完成します。木材の種類を工夫すれば、ヴィンテージ風や北欧風、カフェスタイル、さらにはクールなインテリアにもアレンジ可能です。 カラーボックスは1500円程度から、棚板は3000円程度で手に入るでしょう。 ■はしごを使ってラックに 既存の木製はしごを使ったラックの作り方はとても簡単です。ステップ部分に棚板をカットして載せるだけで完成です。省スペースで効率よく収納が可能になり、身の回りのアイテムをすっきり整理できます。 また、壁に立てかけるだけの設置方法なので、賃貸住宅でも気軽に活用できます。