【陸上】北口榛花 初始球式ストライク!「練習は本当にひどかった」さすがの勝負強さ発揮!
プロ野球「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ」のファーストステージ初戦の北海道日本ハムファイターズ-千葉ロッテマリーンズが北海道・エスコンフィールドで行われ、試合前の始球式に女子やり投パリ五輪金メダルの北口榛花(JAL)が“登板”し、見事なストライクを披露した。 【動画】さすがのナイスピッチ!パリ五輪金の北口榛花が北海道で初の始球式 北海道旭川市出身の北口は、自身初の始球式を地元で迎えた。「うまく投げられるか不安」と話していたが、さすがの勝負強さを発揮。やり投よろしく手拍子を求めて投げると、しっかりストライクピッチを披露すると大歓声が沸き起こった。ユニフォームの背番号は『65.80』で、「金メダルを取った記録です。今回、始球式をさせていただけたのも金メダルを取ったから」と自身で決めたという。 北口は「練習は本当にひどかったので本番でちゃんと投げられて良かったです」と笑顔。野球経験がなく、やり投とは勝手が違い「感覚も違って握れてしまう」と言い、「(力は)半分くらい。全力を出せないストレスが半端なかったです」と笑いを誘う。 練習は「ここに来る前に1回と、ここに来てから少し投げましたが、あまり本気でできませんでした」と明かす。実際練習では大暴投もあったそうで「ちゃんと(キャッチャーに)取っていただけるところに飛んで良かったです」。 満員のスタンドに「ここでプレイする選手はいいなと思いましたし、陸上競技もいつかこうなってほしいと思いました。来年の東京世界選手権でそうなれば一番うれしいです」と話した。
月陸編集部