S班の松浦悠士「体は8割方戻っている。自力自在」、3連勝の伊藤颯馬「自分が先頭で出し切りたいと伝えた」/久留米競輪G3・決勝前コメント
久留米競輪「開設75周年記念 第30回中野カップレース(G3)」が25日、最終日を迎える。決勝12Rに挑むメンバーの声は以下の通り。(netkeirin特派員)
1番車 松浦悠士
犬伏が打鐘で仕掛けたので迎え入れたけど、そこからはうまくいかなかった。今回は犬伏と僕との意思疎通ができていなかったですね…。状態? 打鐘で内を踏んだり、犬伏を迎え入れたりと脚を使ったわりには追い込めた。賢人に引っかけられたので伸びなかったけど突き抜ける感覚はありました。体は8割方戻っています。高松宮記念杯8割の中の10割を使えなかったけど今回は8割のすべてを使えている感じがあります。自力自在。
2番車 嘉永泰斗
準決は同期、同学年の(上田)尭弥のおかげです。前受けが理想だったけど阿部さんのスタートが早いので中団の時も考えていた。新村さんも来たしみんな狙っていましたね。スンナリと出られなかったのは仕方ない。森田が後ろに入ったのも分かったし迷いながら踏みました。今回はフレームとシューズを新しいものにしましたが、対応できているので問題ない。今回は車券に貢献できたし決勝も。この先、熊本も始まるし弾みを付けたい。 颯馬へ。
3番車 新山響平
取鳥君の押さえ方を見て僕よりも後藤(大輝)君を意識しているとの意図を感じたので強く踏めなかった。そのあとは確認して1車と分かったし落ち着いて踏んだつもりだったけど、後藤君がかかっていたし僕の感じも日に日に良くなくなっているので詰めて行った感じがそこまででした。1車だったから良かったもののラインで出られていたら危なかった。意識して体を使っていたけど、もがいたら感じが良くなかったので多めにローラーに乗って上がっていくように。自力。
4番車 伊藤颯馬
3連勝で決勝に乗れたし上出来です。なかなか記念の決勝に乗れないのでうれしいですよ。準決は(岩谷)拓磨さんのスピードが強烈でした。打鐘過ぎに犬伏さんが見えたので焦ったが、気持ちは余裕がありました。決勝は泰斗さんが「先頭でいいよ」と言ってくれたけど、自分にはまだまだだと思ったし、何よりも緊張する(笑い)。だから自分が先頭で出し切りたい、と気持ちを伝えました。