【MLB】フアン・ソトの争奪戦はついに7億ドルを突破 ニューヨーク2球団がオファーを増額 米記者報道
日本時間12月8日、「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者が報じたところによると、フアン・ソトとの再契約を目指すヤンキース、若き天才打者の獲得を狙うメッツの両球団がオファーをさらに引き上げたようだ。ヘイマン記者は「両球団はソトへのオファーを7億1000万ドルから7億3000万ドルの範囲まで引き上げた。争奪戦は今後1~2日以内に決着する可能性がある」と報じており、ついに7億ドルを突破。メジャー史上最高額の超大型契約が結ばれることがほぼ確実となった。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ ソトを自軍の打線に組み入れようとしているニューヨーク2球団は、すでに提示していた契約オファーをさらに引き上げることで、ソト陣営への誠意を示した形だ。数日前に「7億ドルに迫る可能性がある」と言われていたが、ついに7億ドルを突破。大谷翔平が昨オフにドジャースと結んだ10年7億ドルを超え、総額ではメジャー史上最大となることがほぼ確実に。ヘイマン記者によると、現時点ではメッツのオファーがヤンキースをわずかに上回っているようだ。 現在、ソトの争奪戦にはヤンキースとメッツをはじめ、レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースが加わっていることが報じられている。各球団がどのようなオファーを提示しているかは不明だが、どの球団もまだ撤退したという情報は出ていない。ソトは必ずしも最高額のオファーを提示した球団を選ぶとは限らず、それぞれの球団の現有戦力や将来性も考慮しながら、慎重に移籍先を見極めているとみられる。 ソトの争奪戦に加わっているすべての球団が「6億ドルを超えるオファーを提示している」と言われており、ソトは総額6億ドル以上の契約を得ることは間違いない。今年10月に26歳になったばかりのソトだが、すでにメジャーの舞台で素晴らしい実績を残しており、年齢的にはさらなる成長も期待できる。資金力のある球団がソトの「実績」と「若さ」を高く評価することにより、オファーがどんどん引き上げられている状況だ。まもなく決着するとみられるソトの争奪戦だが、最終的にどんな結末を迎えるのだろうか。