長谷川唯と山下杏也加を英メディアが絶賛! マンCがチャンピオンズリーグ2連覇中のバルセロナの連勝を16でストップ
UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)グループD第1節、マンチェスター・シティWFC対バルセロナ・フェメニが現地時間9日に行われた。試合はホームのシティが2-0の勝利を収めた。なでしこジャパン(日本女子代表)MF長谷川唯とGK山下杏也加が英紙『manchesterfootball.info』から絶賛された。 【一覧表】女子サッカー最新FIFAランキング。なでしこジャパンの順位は? シティでは長谷川と山下がフル出場、藤野あおばはベンチスタートとなり、81分から途中投入されている。試合は3連覇を目指すバルセロナ相手にシティが前線からのハイプレスで主導権を握る。すると36分、左CKからファーサイドでフィフィアネ・ミデマーが折り返すと、最後はナオミ・レイゼルが押し込んでシティが先制に成功する。 前半はシティの1点リードで終えると、後半は王者バルセロナペースに。再三シュートを撃たれるも、山下を含むDF陣がバルセロナの攻撃を跳ね返す。そして、77分にレイゼルのロングボールに前線でカディジャ・ショーが反応し、最後は相手GKをかわしてシュートを決めた。試合はこれで終了し、シティがバルセロナの公式戦の連勝を「16」でストップ。バルセロナが最後に負けたのは、4月20日に行われた昨季のUWCL準決勝1stレグのチェルシー戦で、約6ヶ月ぶりの敗戦となった。 同メディアがこの試合の採点を掲載。無失点に抑えた山下にチームトップタイの「8」をつけ、「アレクシア・プテジャスのシュートは簡単にセーブしたが、その後プレスを受け、ヴィヴィアン・ミデマーの短いバックパスをエヴァ・パヨルに奪われた際には、ゴールに迫られる危機に直面。しかし、ライア・アレクサンドリのクリアで何とか防がれた。さらに、キャロライン・グラハム・ハンセンがフリーで突っ込んできた場面や、アイタナ・ボンマティ、キーラ・ウォルシュ、そして再びハンセンのシュートも、後半にバルセロナがプレッシャーを強める中で見事にセーブした」と伝えている。 また、長谷川にも「8」をつけ、「常に中盤でフリーな存在となり、優れたインターセプトとパス配給を見せた」と評価した。なお、藤野は出場時間が短く、採点なしとなっている。 シティは13日になでしこジャパンMF長野風花が所属するリバプールとリーグ戦で対戦する。
フットボールチャンネル編集部