【侍ジャパン】清宮幸太郎、左翼で“侍デビュー”へ「ファイターズでいろいろやっててよかった」
侍ジャパン清宮幸太郎内野手(25)が、左翼で“侍デビュー”することが決まった。 宮崎キャンプ2日目、初めて屋外で行われたシートノックで左翼の位置に入った。危なげなく捕球すると、本塁へ好送球を披露。清宮は「チームでもやっていたので違和感はなかった」。11月5日に予定している練習試合広島戦では、日本シリーズ出場のDeNA勢が不在、五十幡を代走待機させると外野手が2人のみで、左翼で先発することを井端監督が明言した。 【写真】紅林の24番を着用して練習を行った清宮幸太郎 日本ハムでは本職三塁に加え一塁もこなす。一方で、今季左翼でも8試合にスタメン出場した。ノックでは左翼を守ると、ダッシュで一塁へ向かいミットにはめ替えて打球を受けた。「外野をやり始めてから送球も強くなってきた。いろんな人との兼ね合いで(起用法は)変わると思いますけど。ファイターズでいろいろやっててよかった」と、プレミア12では内野がメインになるが、有事での対応も可能。起用の幅が広がる分だけ、出場のチャンスも増えそうだ。 追加招集のため背番号3のユニホームは第2クールに到着予定で、紅林の24番を着用して練習を行った。フリー打撃を見守った井端監督は「今日の振りはよかった。どんどん良くなっていきそう」と太鼓判を押し、クリーンアップでのデビューをにおわせた。【栗田成芳】